デジタル化の現状について
最近どなたでもスマートフォンをお持ちですよね。「わたしはこれで十分。」と言っていた方々が、ガラケーを手放し、ついにスマホデビュー。携帯ショップの講習に通ったり、お孫さんに教えてもらったり。当たり前の光景となりました。まずはデジタルデバイスをお持ちになられて、何をされていますか?写真を撮って加工してSNSにアップしたり、会場に行かなくても好きなアーティストのライブを観たり、お店に行かずにお買い物。「川口駅 歯医者」「川口 人気の歯医者」なんて調べていますよね。すべてはそこからです。スマホを持って電話するだけでなく、そのスマホをどんな風に便利に使いこなして、自分の生活を快適に便利に、楽にするか。これがデジタルトランスフォーメーション(DX)の始まりなのです。
歯科医療にもその波が押し寄せてきています。
歯医者さんにもたくさんのデジタル機器があるのでは?と思われる方もおられるかもしれません。でもこれからお伝えするデジタル化は、患者様が当院で過ごす体験が格段に快適になるものなのです。待つ時間が短くなったり、同じ内容の治療でも通う回数が少なくなったり、ちょっと苦手な施術をしなくても済むようになったり、とても早く新しい歯が入ったりするような、とても嬉しいデジタル技術のお話なのです。
現在は、まずは歯科の窓口で皆様、受付されますよね。他にも会計をし、その時に診療した内容の明細書をお渡ししています。
当院では電話や窓口で予約を取っていただくシステムです。それは患者様の治療時間は一律ではなく、治療内容に合わせて治療時間を確保するよう受付で効率を考えながら空き時間をご提案しているためです。でも昼間に働いている方は、なかなか日中に歯医者の予約の電話はしにくいものですよね。やっと電話できると思ったら、当院は診療時間外。そんなことは仕方ないと思ってくださっている患者様、申し訳ございません。これがもしもスマホから24時間いつでも予約が取れたらいかがですか?それも患者様の治療内容をAIがきちんと判断、学習してふさわしい時間を予約することができたら、それはとても便利な機能だと思っていただけますよね。
その昔歯医者さんでは自分が受けた治療の内容を知ることもできませんでした。今は明細書で治療の中身とその金額を知ることができます。これは、当院にレセプトコンピューターというものがあり、カルテとは別に皆様の保険証の情報をお預かりし、診療した内容をしっかり記録して皆様の自己負担分以外の金額を保険組合に請求するためのシステムなのです。
診療室ではCTがあって、大きな病院の口腔外科に行かなくても、インプラントの治療ができたり、親知らずの抜歯の際に起こりがちなアクシデントを防ぐための診断や処置がすぐにできたり、当院で提供できる治療の幅はどんどん広がって来ています。
そこにこれからさらに驚くようなデジタル化の波が押し寄せ、患者様の治療は今までの歯医者さんとはまた全く違う質のものに変わっていく可能性がすぐそこにあるのです。
当院ではこれらのデジタル化を積極的に取り入れ、患者様が快適に、より少ない時間で効率よく歯科医療を受けられるよう努めていきたいと考えております。デジタル機器の導入により治療効率を上げ、他院とは違った満足感を患者様に実感していただける歯科医院へと発展していきたいと願っています。