受験本番、集中力を切らさないために――知っておきたい「ストレスと歯」の意外な関係
1月も後半戦を迎え、川口駅周辺でも参考書を手に足早に歩く受験生の方々を
多くお見かけするようになりました。
いよいよ、これまでの努力が形になる大切な時期ですね。
私たちクリスタルデンタルクリニックのスタッフも、
受付で皆様をお迎えしながら「ベストを尽くしてほしい」と心から願っています。
しかし、この「ベストを尽くす」ために意外と見落とされがちなのが
お口のコンディションです。
実は、極度の緊張やストレスは、お口の中に「痛み」や「違和感」という形で現れ、
大切な集中力を奪ってしまうことがあります。
「まさか今?」試験当日に歯が疼くメカニズム
「試験の朝に限って歯が痛くなった」というお話、実は歯科医院では珍しいことではありません。これには、体と心のメカニズムが深く関係しています。
大きな原因のひとつは、免疫力の低下です。連日の夜更かしやプレッシャーで体力が落ちると、普段はおとなしくしているお口の中の細菌が活発になります。特に、自覚症状のなかった小さな虫歯や、親知らずの周りの歯ぐきなどは、体調の変化に非常に敏感です。
また、意外に知られていないのが「気圧の変化」による影響です。試験会場への移動や天候の変化によって、歯の内部にある空洞(歯髄腔)の圧力が変わり、隠れていた虫歯が急に痛み出すことがあります。万全の準備をしてきたからこそ、こうした「想定外のノイズ」は事前に取り除いておくことが、受験対策の隠れたポイントといえます。
全集中が招く「口呼吸」の落とし穴
勉強に深く集中しているとき、ふと気づくとお口がぽかんと開いてはいませんか? 一生懸命机に向かう姿勢が長時間続いたり、極限まで集中したりすると、呼吸が浅くなり、無意識に「口呼吸」に陥ってしまう受験生は少なくありません。
お口の中が乾燥すると、殺菌作用や再石灰化を助ける「唾液」の供給が滞ってしまいます。乾燥した状態は虫歯菌にとっては絶好の活動チャンスであり、この時期に急激に虫歯が進行してしまう原因のひとつとなります。さらに、浅い呼吸は脳への酸素供給を不安定にし、記憶力や判断力の低下を招く一因にもなり得ます。「時々、深く鼻から息を吸って、お口を潤す」――これだけで、お口の健康を守り、脳をリフレッシュさせる効果が期待できます。
「頬杖」と「巻き肩」が引き起こす悪循環
また、勉強中の「姿勢」も無視できない要因です。難しい問題に直面したとき、ついつい「頬杖」をついてはいませんか? 実は、頬杖は数キロある頭の重さを片側の顎の関節や歯列に一点集中させてしまう非常に負担の大きい姿勢です。これが続くと顎に「ゆがみ」が生じ、顎関節症(あごが鳴る、痛む)や、噛み合わせの違和感を引き起こします。
さらに、集中しすぎて前かがみになると、無意識に「肩が上がった状態」で固まってしまいます。この肩や首の緊張は、そのままお口周りの筋肉の緊張へと連鎖し、歯を強く押し合う「食いしばり」を誘発します。食いしばりは、歯の痛みだけでなく、激しい頭痛や肩こりの原因にもなり、結果として勉強の効率を著しく下げてしまうのです。
もし、お子様が勉強中に肩をすくめていたり、頬杖をついていたりする様子があれば、「少し肩の力を抜いて、お口をリラックスさせてね」と優しく声をかけてあげてください。その一言が、身体の緊張を解きほぐし、集中力をリセットするスイッチになるはずです。
「安心」という名の最高のお守りを携えて
もし試験直前に痛みが出てしまうと、治療の選択肢も限られてしまいます。何より、処方された痛み止めの副作用で「眠気」が出てしまうのが一番の懸念です。
先日、ブログで「おそうじ(検診・クリーニング)」の意味についてお話ししましたが、この時期の検診は、いわば「お守り」のような存在です。今のうちに歯科医院で「今のところ大きなトラブルの種はない」と確認しておくことは、心理面でも非常に大きなプラスになります。クリーニングでお口の中をさっぱり整えることは、本番へ向けた「心の整え」にもなるでしょう。
受験は、ご本人にとってもご家族にとっても、一つの大きな山場です。 私たちは歯科医療の立場から、皆様が「痛み」という雑念に惑わされることなく、積み重ねてきた実力を100%発揮できることを願っています。
「最近、少し顎が疲れる」「冷たいものがしみる気がする」 そんな些細なサインを見逃さず、どうぞお気軽にご相談ください。川口の街から、皆様の努力が素晴らしい春を連れてくることを、心より応援しております。
虫歯やインプラント、セラミック、マウスピース矯正、ホワイトニング、ボツリヌストキシン治療など、お口のことでお困りごとがございましたら、川口駅近く徒歩3分、提携駐車場(1時間15分まで補助あり)、3時間まで無料の駐輪場も近くにございますクリスタルデンタルクリニックまでお越しください。
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