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朝起きたら口内炎!? 突然の痛みの理由と治し方

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昨日までは何もなかったのに、朝起きたら口の中がズキッと痛い。鏡をのぞくと、小さな白い斑点──そう、口内炎です。小さいのに食事もしみるし、話すだけでも痛い。まるで体の中で小さなドラマが繰り広げられているようです。
さらに不思議なのは、大事な日の朝に限って現れることがあること。発表会やデート、試験の前日など、「絶対に困るタイミング」に限って痛みが襲ってきます。これは偶然ではなく、ストレスや交感神経の緊張、免疫の微妙なバランスが関係しているのです。まるで体が「重要な日だから注意してね」とサインを送っているかのようです。
 

口内炎はどうしてできるの?いろんな理由

口内炎は一つの原因だけで起こるわけではありません。複数の要因が重なって、朝の突然のズキッが生まれます。

  • 栄養の偏り:ビタミンB群、ビタミンC、鉄分が不足すると粘膜の修復力が落ちます。野菜不足の時にできやすいのはこのためです。

  • 睡眠不足や過労:体の修復モードが働きにくくなり、炎症が起こりやすくなります。

  • ストレスや緊張:大事な日の前は交感神経が高まり、免疫のバランスが乱れやすくなります。

  • 口の中の物理的刺激:舌を噛んだ、熱い・硬い食べ物、入れ歯や矯正器具の摩擦など。

  • 全身の健康状態:腸内環境の乱れや慢性疾患、時にはウイルス感染や自己免疫疾患などが原因で口内炎ができることもあります。

こうした複数の要素が夜の間に重なると、小さな傷が炎症に変わり、朝には「突然できた!」という状態になるのです。
 

ミクロの世界で何が起きているのか?

口内炎は小さな傷でも強い痛みを生みます。その理由を、ミクロな視点で見てみましょう。

  1. 粘膜の神経

     舌や頬の内側は神経が密集していて、ちょっとした刺激でも痛みを感じやすい場所です。小さな傷でも、直接神経に伝わるため強く痛く感じます。

  2. 炎症の進行

     傷ついた細胞に免疫細胞が集まり、炎症物質を放出します。血管が広がり、白血球が侵入して細菌と戦う過程で、赤みや腫れ、痛みが発生します。

  3. 潰瘍の形成

     粘膜がえぐれて神経がむき出しになると、食べ物や唾液、舌の動きなどの刺激が直接伝わり、痛みが増します。

  4. 自然治癒のプロセス

     口の粘膜は皮膚よりも再生が早く、数日で新しい上皮細胞が傷を覆います。免疫細胞が炎症を抑え、線維芽細胞が組織を作り、気づけば自然に治るのです。

 

放置しても治る場合と治らない場合

ほとんどの口内炎は数日から1~2週間で自然に治りますが、放置するメリットとデメリットを知っておくと安心です。

  • メリット

     - 体の自然治癒力で治るので薬を使わなくても済む場合があります。
     - 軽い口内炎なら、生活習慣を少し整えるだけで回復が早まることがあります。

  • デメリット

     - 食事や会話に支障が出る痛みを我慢することになります。
     - 治りにくい場合、原因が他の病気(ウイルス感染、免疫疾患、消化器系疾患など)である可能性があります。
     - 長引く潰瘍は放置すると症状が悪化する場合があります。

特に、1~2週間以上治らない口内炎や繰り返す口内炎は、別の病気が隠れているサインかもしれません。その場合は当院で対応できないこともありますが、必要に応じて適切な医療機関への紹介状を作成できますので安心してください。
 

我慢できない痛みにできること

つらい時は、歯科での治療が役立ちます。当院ではCO₂レーザーを使った治療が可能です。

  • 炎症部分にレーザーを照射すると、痛みを和らげ血流を促進し、治癒を助けます。

  • 施術は短時間で済み、患部の炎症を効率的に抑えられるので、食事や会話のストレスを軽減できます。

  • ステロイド軟膏(口内炎のできた場所によっては口内炎用パッチ)を併用すると、炎症をより早く鎮めることができ、赤みや腫れを軽減します。使用は歯科医の指導のもとで行います。

    レーザー治療は、保険適応となるのは限られたケースに限られます。それ以外の一時的な口内炎や、噛んでしまって炎症が起こった場合などには、自由診療での対応となります。大きさや数によって費用は変わります。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

     
    虫歯やインプラント、セラミック、マウスピース矯正、ホワイトニングなど、お口のことでお困りごとがございましたら、川口駅近く徒歩3分、提携駐車場(1時間15分まで補助あり)、3時間まで無料の駐輪場も近くにございますクリスタルデンタルクリニックまでお越しください。

2025年09月11日 13:00

残暑とマスク生活で気になる口臭~「ニンバス」流行下に意識したい体のケアとお口の健康~

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まだまだ残暑が厳しいこの時期ですが、最近は新型コロナウイルスの変異株「ニンバス」の流行もあり、外出時にマスクをつける機会が増えています。暑さで息苦しさを感じるうえ、マスクの中にこもるにおいが気になる…という方も少なくありません。

実は、マスクをしていると自分の口臭がいつも以上に気になりやすくなります。その理由は、呼気がマスク内にこもることで、普段は意識しづらいお口のにおいが強調されてしまうからです。また、暑さや緊張による「口の渇き」も、口臭の大きな原因のひとつです。

そこで今回は、残暑の時期に気をつけたい口臭対策についてご紹介します。唾液の働きや歯周病との関係、日常生活での工夫などを知っていただくことで、少しでも快適に過ごしていただければと思います。

暑さと口臭の関係

夏から残暑にかけては、汗をかきやすく体内の水分や塩分が失われやすくなります。脱水気味になると唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥。これが細菌の繁殖を助け、口臭の原因になります。さらにエアコンによる乾燥も加わるため、想像以上にお口の中は乾きやすい状態になっています。
また、残暑の疲れや寝不足で免疫が下がると、歯ぐきに炎症が起きやすく、歯周病が進行するリスクも高まります。歯周病は口臭の大きな要因のひとつ。つまり「夏の終わり疲れが出る9月」は、口臭や歯ぐきの不調に特に注意が必要な季節といえるのです。

よくある原因と残暑特有の影響

  • 口呼吸になりやすい

    マスクの息苦しさや暑さで無意識に口呼吸が増えると、乾燥から口臭が強まりやすくなります。

  • スパイシーな食生活

    暑い時期はカレーや辛い料理を好む方も多く、香辛料の成分が体内に長く残り、体臭や口臭を強めることがあります。

  • 冷たい食べ物や飲み物の習慣

    アイスやビール、冷たい麺類などが続くと胃腸に負担がかかり、消化不良から口臭につながることもあります。

  • 疲労の蓄積

    「夏バテ」が抜けきらないまま残暑に突入すると、免疫力が下がり、細菌への抵抗力も低下。お口のトラブルが起きやすくなります。

水分補給以外の口臭・体臭対策

もちろん、こまめな水分補給は大切です。ただ、それだけでは不十分なこともあります。残暑のケアには、次のような工夫も役立ちます。
  • マスクは清潔に保つ

    汗や湿気で細菌が繁殖するため、長時間の使い回しは避けましょう。外せる場面では外して深呼吸を。

  • 鼻呼吸を意識する

    口呼吸を防ぐことで乾燥を予防し、唾液の分泌も保ちやすくなります。

  • 舌のケアを取り入れる

    舌苔(ぜったい)をやさしく除去することで、口臭が軽減されることがあります。

  • 室内環境を整える

    エアコンで乾燥する残暑の時期は、加湿器や水分補給で喉の渇きを防ぐ工夫を。

  • 食生活の見直し

    柑橘類や梅干しで唾液を促す、ヨーグルトや発酵食品で腸内環境を整えるなども効果的です。

  • 生活リズムを整える

    睡眠不足や疲労は口臭の悪化要因。残暑は体調を崩しやすいので、無理をせず休息をとることも大切です。

歯科でできる残暑ケア

セルフケアだけでは取り切れない歯石や舌苔、歯周病菌による口臭もあります。この時期に歯科でクリーニングを受けると、口の中がすっきりするだけでなく、炎症や初期のトラブルを早めに発見できます。残暑で免疫が落ちているときこそ、プロによるケアでお口の環境をリセットすることが安心につながります。

この季節だからこそ意識したいこと

まだまだ暑さが残る9月。残暑の厳しさは、体にもお口にも大きな負担をかけています。自分では気づきにくい口臭も、周囲との関わりの中で不安になることがありますよね。
ただし、残暑の口臭や体のだるさは「ちょっとした工夫」で改善できることが多いものです。生活リズムの見直しやセルフケア、そして歯科でのチェックを組み合わせることで、お口の中も体もすっきりと整えられます。
長い夏を乗り越え、これから秋へと向かう時期。疲れをいたわりながら快適に過ごすために、お口のケアを一度見直してみませんか。

虫歯やインプラント、セラミック、マウスピース矯正、ホワイトニングなど、お口のことでお困りごとがございましたら、川口駅近く徒歩3分、提携駐車場(1時間15分まで補助あり)、3時間まで無料の駐輪場も近くにございますクリスタルデンタルクリニックまでお越しください。
 

 
 
2025年09月01日 18:00

お盆休みに歯が痛くなるのはなぜ?~原因と自宅でできる応急処置~

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もうすぐお盆休み。
仕事や家事、学校の忙しさから解放され、家族や友人と過ごしたり、旅行や帰省を楽しむ大切な時間です。
ところが、このタイミングで「歯がズキズキ痛み出した」という経験はありませんか?
「なぜお盆になると、歯が痛くなるの!?歯医者も休みなのに…」と感じたことがある方は多いはずです。

お盆休みになると歯が痛くなる原因

1. 緊張が解けて痛みを感じやすくなる

平日は仕事や家事で常に気を張っており、多少の痛みを脳が無意識に抑え込んでいることがあります。
お盆休みで気持ちが緩むと、その抑えが外れ、潜在的な歯の痛みが表面化することがあります。

2. 食生活の変化

お盆は冷たいジュースやアイス、甘いお菓子、バーベキューなど、普段より糖分や刺激の多い食事が増えます。
これが虫歯や知覚過敏、歯ぐきの炎症を刺激し、痛みを引き起こします。

3. 潜んでいた炎症の悪化

進行中の虫歯や歯周病が、免疫の変化や血流の変動によって急に症状を悪化させる場合があります。
また、疲労や夏の暑さによる体力消耗で免疫が下がり、細菌が活発化してしまうことも原因の一つです。

4. 夏特有の体調変化

高温多湿の日本の夏は、体にとって負担が大きく、自律神経の乱れや脱水、睡眠不足を引き起こしやすい季節です。
これらが免疫力の低下につながり、歯の炎症や痛みを悪化させることがあります。

 
歯医者がお休みのときの応急処置とセルフケア

お盆中に歯が痛くなった場合は、慌てずに次のセルフケアを試してみてください。
※あくまで一時的な対処であり、根本的な治療には歯科受診が必要です。

1. 鎮痛薬を正しく使う

市販のロキソニンやイブプロフェンなどの鎮痛薬を用量を守って服用します。
持病や薬のアレルギーがある場合は必ず薬剤師・医師に相談してください。

2. 患部を冷やす

冷たいタオルや保冷剤をタオルで包み、頬の外側から軽く当てます。
熱感や腫れをやわらげる効果があります。冷やしすぎや直接氷を当てることは避けましょう。

3. 刺激の少ない食事を心がける

硬い物・甘い物・熱すぎる物・冷たすぎる物は避け、やわらかい食事にしましょう。
痛みが強い側では咀嚼せず、反対側でゆっくり噛むのがおすすめです。

4. お口を清潔に保つ

痛みのある部位も、できる範囲でやさしくブラッシングします。
殺菌作用のあるうがい薬や洗口液を使うのも有効です。
歯磨きがしづらいときは、こまめなうがいで汚れを洗い流しましょう。

5. 絶対に避けたい行為

  • 腫れを押して膿を出そうとする

  • 自分で歯を削ったり触ったりする

  • お酒や熱いお風呂で温める
    これらは炎症を悪化させる可能性があるため注意が必要です。

 

お盆前のセルフチェックリスト

  • 冷たい物や甘い物がしみる

  • 噛むと歯や歯ぐきに違和感がある

  • 歯ぐきが腫れている、出血しやすい

  • 詰め物や被せ物がグラグラしている

  • 口臭が強くなった気がする

ひとつでも当てはまる場合は、お盆前またはお盆明け早めの受診がおすすめです。
 

お盆明けは早めの歯科受診を

応急処置はあくまで一時的な痛みのコントロールです。
お盆が終わったら、早めに歯科医院を受診し、原因の根本治療を受けましょう。
放置すると症状が進み、治療期間や費用が増える可能性があります。
 

当院のお盆中の診療スケジュール

川口駅近くのクリスタルデンタルクリニックは、
8月11日(月)と13日(水)以外は診療しています。
一部診療時間に変更がありますので、ご来院の際は必ずホームページのGoogleカレンダーで最新の診療時間をご確認ください。
 
長期休暇は、心も体もリラックスできる貴重な時間。
しかし歯の痛みが出ると、せっかくのお盆も楽しめなくなります。
もし「ちょっと違和感があるな」と感じたら、お盆明けに早めのチェックをおすすめします。
 
虫歯やインプラント、セラミック、マウスピース矯正、ホワイトニングなど、お口のことでお困りごとがございましたら、川口駅近く徒歩3分、提携駐車場(1時間15分まで補助あり)、3時間まで無料の駐輪場も近くにございますクリスタルデンタルクリニックまでお越しください。
 

2025年08月06日 20:00

「こうあるべき」より「こうありたい」~性別や年齢を超えて、自分らしさを整えるホワイトニング入門~

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「男性のホワイトニングってまだ珍しい?」

いえ、いまでは20代・30代・40代・50代の多くの男性が、ホワイトニングで歯の印象をアップデートしています
自分の歯のステイン(茶渋)や黄ばみなどが気になり始めたり、仕事やプライベートで清潔感を求められる場面が増えたり――
そんな理由から、ホワイトニングを検討する男性は確実に増加中です。
当院でも20代~70代後半の方までホワイトニングで通院されていらっしゃいます。
 

男性のホワイトニングが注目される理由

特に現役世代といわれる20代・30代・40代・50代の男性にとって歯の白さは第一印象を左右する重要ポイント
マスクをあまりつけなくなった現在、歯は「見えすぎないけど確実に見られている」パーツ。
特にビジネスシーンや人前で話すことが多い男性にとって、歯の清潔感は第一印象を大きく左右します。
着色のひどい歯は無意識のうちに「だらしない」「疲れている」というイメージを与えることも。
逆に自然な白さのある歯は、清潔感や若々しさ、自信を感じさせ、信頼感アップにつながります。
 

ホワイトニングは“表情の再設計”
20代〜50代男性が選ぶ、歯の色で変わる自分の印象づくり

ホワイトニングの魅力は、単に歯を白くすることだけではありません。
「表情全体の印象を変え、笑顔に自信をもたらす“表情の再設計」です。

  • 歯の色が明るくなることで、笑顔に透明感が増し

  • 口元のコンプレックスが和らぐことで自然に笑顔になれる

  • その結果、周囲に与える印象がぐっとよくなる

これは、若い世代から働き盛りの男性まで、幅広い年代で支持される理由のひとつです。
 

年齢も性別も超えて広がるホワイトニングの魅力
自分をアップデートしたい男性たちの自然な選択

ホワイトニングはもはや「女性だけのもの」ではありません。

20代〜50代の幅広い年齢層の男性が身だしなみのひとつとして取り入れ、ジェンダーレス・エイジレスなケアとして広がっています。
  • 「男だから我慢する」時代は終わり

  • 「清潔感を整える」「自分をアップデートする」ことは自然な自己表現

  • 歯のケアもその一部として、積極的に選ばれています

 

自然な白さと長持ちを実現する「デュアルホワイトニング」
忙しい男性におすすめの、オフィスとホームのいいとこ取り

当院で人気のデュアルホワイトニングは、医院で行う即効性のあるオフィスホワイトニングと、
ご自宅でゆっくり白くするホームホワイトニングを組み合わせた方法です。

  • オフィスホワイトニングで短期間に白さを実感

  • ホームホワイトニングで自然な白さをじっくり定着

  • 忙しい男性でも続けやすく、色戻りを抑えられるのが魅力です

 ホワイトニングは自己信頼の第一歩
「こうあるべき」ではなく「こうありたい」を叶える選択

ホワイトニングをする男性は、単なる美意識ではなく、
「自分で自分を大切にしたい」「より良い自分でいたい」という意志の表れとも言えます。
性別や年齢にとらわれず、自分らしい笑顔と印象を整えることは、当たり前のことです。
ホワイトニングは特別なことではなく、日常のセルフケアの一つとして、ぜひ気軽に取り入れてほしいものです。
あなたの「こうありたい」を叶える一歩として、ぜひ挑戦してみてください。
クリスタルデンタルクリニックのホワイトニングについて費用面でお知りになりたい方はこちら迄
↓  ↓  ↓
クリスタルデンタルクリニック ホワイトニング
 
虫歯やインプラント、セラミック、マウスピース矯正、ホワイトニングなど、お口のことでお困りごとがございましたら、川口駅近く徒歩3分、提携駐車場(1時間15分まで補助あり)、3時間まで無料の駐輪場も近くにございますクリスタルデンタルクリニックまでお越しください
 

2025年07月30日 10:00

夏の免疫低下が歯ぐきに影響? 〜春・秋消えた現代に潜むリスク〜

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最近、「歯ぐきが腫れて痛い」「顔の片側が腫れてきた」そんなご相談が増えています。
しかも患者様のお話をよく伺うと、
 
「疲れてるけど、まあ大丈夫だと思った」
「少しだけ腫れてるけど、自然に治ると思ってた」
 
という“自覚しにくい体調の変化”が背景にあることが多いのです。
 
実はこれ、今年のような「季節の変化が極端な年」に、特に多く見られる現象です。
 

◆「春と秋が消えた」!?二季化する気候と、体の負担

近年よく耳にする「春と秋が短くなった」「夏と冬しかないみたい」という声。
これは気のせいではありません。
 
本来、春や秋には寒暖差に体を慣らし、自律神経や免疫機能を整える“助走期間”のような役割がありました。
ところが最近は、その慣らし期間がほとんどないまま、急に暑くなり、すぐに寒くなる。
 
この急激な季節変化が、私たちの体にとって想像以上にストレスになっているのです。
 

◆思っているより「免疫」が落ちている?

急に暑くなった夏の身体は、体温調節、睡眠の質、食欲、消化機能など、いくつもの機能を一気にフル稼働させる必要があります。
その結果、知らず知らずのうちに免疫力が下がり、
 
疲れが抜けにくい
 
口内炎ができやすい
 
歯ぐきが腫れやすい
 
といった“弱りサイン”が出やすくなります。
 
特にお口の中は、もともと多くの細菌が存在している環境。
そこに免疫力の低下が重なると、いつもなら問題のないはずの刺激でも、炎症につながりやすくなってしまうのです。
 

◆歯ぐきの腫れや痛み、原因はさまざま

気候による免疫低下と重なって、次のような原因で炎症が起こることがあります:
 
歯周病(歯槽膿漏):慢性の感染症。痛みがないまま進行しやすく、体が弱っていると一気に悪化。
 
親知らず周囲の炎症:汚れがたまりやすく、夏場に化膿しやすい部位です。
 
過去に治療した歯の根の再感染:根の先に膿がたまり、顔まで腫れることも。
 
詰め物・被せ物の不具合:隙間からの細菌侵入で歯ぐきが反応することがあります。
 

◆「抗生剤はやめてもいい」と思っていませんか?

「薬を飲み始めたら痛みがなくなったから、途中でやめた」という方も少なくありません。
ですがそれは、痛み止めや風邪薬とは違い、歯の感染症では絶対NG。
 
中途半端にやめることで、菌が再び増殖したり、抗生剤が効かなくなる“耐性菌”を生むこともあるのです。
結果的に腫れが再発し、治療が長引くリスクが高まります。
 

◆「たかが歯ぐきの腫れ」と思わずに

歯ぐきの違和感は、体からのサインです。
「痛みは少ないけど何か変」「なんとなく腫れてる」
そんな感覚を放置してしまうと、ある朝突然、顔まで腫れてしまうケースもあります。
 
早めに発見・対応できれば、お薬や軽い処置だけで済むことも多いのです。
 

◆“すぐ診てほしい”お気持ちに応えたいけれど…

急な歯ぐきの腫れや痛み、不安なお気持ち、私たちもよくわかっています。
本当は、すぐに診察にご案内できれば理想なのですが――
 
当院では予約制で一人ひとり丁寧にお時間をかけて診療しているため、その日の状況によっては急患での診察や処置が難しい場合もございます。
とはいえ、何もできないというわけではありません。
 
歯科衛生士が初期の状態確認や応急的なケアを行える場合もございます。
また、お電話で症状を伺ったうえで、適切なご案内や必要な注意点をお伝えすることも可能です。
 
我慢して院に駆け込むというよりは、まずは最初の一歩。「これくらいで受診していいのかな」と迷われる時こそ、どうぞお早目にご相談ください。
小さな違和感でも、早めの対応が大きなトラブルを防ぐことにつながります。
 
虫歯や歯周病、インプラント、セラミック、マウスピース矯正、ホワイトニング、ボツリヌストキシン治療など、
お口のことでお困りごとがございましたら、
川口駅東口徒歩3分、提携駐車場(1時間15分まで補助あり)、3時間まで無料の駐輪場も近くにございます
クリスタルデンタルクリニックまでお越しください。
 
検診・クリーニングはWeb予約も承っております。ぜひご活用ください。
 
 
2025年07月22日 19:00

ちょこちょこ食べは要注意!虫歯予防デーに見直したい習慣

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6月4日は「虫歯予防デー」、そして6月4日から10日までは「歯と口の健康週間」です。この時期は、ふだん何気なく続けている生活習慣を見直すチャンス。特に注意していただきたいのが、「ちょこちょこ食べ」です。

ちょこちょこ食べってなに?

「ちょこちょこ食べ」とは、決まった食事時間以外に何度も食べ物や飲み物を口にする習慣のこと。たとえば、テレビを観ながらお菓子をつまんだり、お仕事中隙間時間での「ながら食べ」、コーヒーや甘い飲み物を何度も飲んだりする行為が該当します。
実はこの「ちょこちょこ食べ」、虫歯の大きな原因の一つなんです。

なぜちょこちょこ食べが歯に悪いの?

口の中では、食べ物を摂取すると酸が発生し、歯の表面(エナメル質)が溶け始めます(脱灰といいます)。しかし、時間が経つと唾液の働きで酸が中和され、再び歯が修復されていきます(再石灰化)。
このサイクルには時間が必要ですが、ちょこちょこ食べをしてしまうと、口の中がずっと酸性の状態になり、歯が修復する暇がありません。これが虫歯のリスクを大きく高めてしまうのです。
特に注意が必要なのは、以下のようなケースです。
  • ・甘いお菓子を一日中ちょこちょこ食べる

  • ・甘い飲み物(清涼飲料水・スポーツドリンク・カフェラテなど)を何度も口にする
    ・食事の時間をしっかり切り分けず、何かをしながらその合間に食事を済ませてしまう

  • ・食事の合間に頻繁にガムや飴をなめる

これらの習慣は、見た目に歯がきれいでも知らないうちに虫歯が進行していることもあります。

食べたあと、すぐに歯磨きできないときは?

お仕事や外出先で、食後すぐに歯を磨けない場面も多いですよね。そんなときは、以下のような工夫を取り入れてみてください。
  • ・お水やお茶で口をゆすぐ:食後にお水や無糖のお茶で口をゆすぐだけでも、酸の中和を助け、食べかすを洗い流すことができます。
  • ・キシリトール入りのガムを噛む:唾液の分泌を促進し、虫歯菌の働きを抑える効果が期待できます。
  • ・間食の回数を減らす:どうしてもおやつを楽しみたい場合は、時間を決めてまとめて食べるようにしましょう。
つまり、「何を食べるか」だけでなく、「どう食べるか」も虫歯予防ではとても大切です。
ちょこちょこ食べ+油断=虫歯の進行
「ちょこちょこ食べをしていても、歯が痛くないから大丈夫」と思っていませんか?虫歯は初期段階では痛みが出ないことが多く、自分では気づきにくいのが特徴です。
そこで重要なのが定期的な歯科検診です。
虫歯や歯周病は、進行してから治療するよりも、早期に見つけて予防的に対処することが最も効果的です。特に、ちょこちょこ食べの習慣がある方は、虫歯リスクが高いため、定期検診でプロのチェックとクリーニングを受けることを強くおすすめします。
 

虫歯予防デーを機に、生活習慣と歯科検診を見直してみませんか?

虫歯は放っておくと進行し、痛みや治療の負担だけでなく、大切な歯を失う原因にもなります。虫歯予防デーをきっかけに、「ちょこちょこ食べ」の習慣を見直し、定期的な歯科検診を生活の一部に取り入れることが、将来のお口の健康を守る第一歩です。
当院では、患者さま一人ひとりの生活スタイルに合わせた予防ケアや、ちょこちょこ食べ対策のアドバイスも行っております。お気軽にご相談くださいね。
 
虫歯やインプラント、セラミック、マウスピース矯正、ホワイトニングなど、お口のことでお困りごとがございましたら、川口駅近く徒歩3分、提携駐車場(1時間15分まで補助あり)、3時間まで無料の駐輪場も近くにございますクリスタルデンタルクリニックまでお越しください。
 
 
2025年06月02日 19:00

暑さと歯の健康~熱中症と脱水症状が及ぼす影響と予防法~

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関東地方も梅雨明けして、体感温度40度超えなどという毎日になって参りました。夏の暑さが厳しくなると、私たちの体だけでなく、口腔内の健康にも影響が及びます。特に、熱中症や脱水症状は歯や歯茎にさまざまな悪影響をもたらします。今回は、熱中症や脱水症状が口腔内に与える影響と、それらを予防するための効果的な水分・栄養の摂り方、そしてむし歯を防ぐためのスポーツドリンクの摂取方法について詳しく解説します。

熱中症と脱水症状が口腔内に与える影響

  1. 唾液の減少 熱中症や脱水症状になると、体内の水分が不足し、唾液の分泌が減少します。唾液は口腔内の健康を保つために重要な役割を果たしており、唾液の減少は口腔内の自浄作用を低下させ、むし歯や歯周病のリスクを高めます。

  2. 口腔内の乾燥 唾液が減少すると口腔内が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなります。これにより、口臭や歯肉炎、さらに進行すると歯周病になる可能性があります。

  3. 栄養不足 熱中症や脱水症状により食欲が低下すると、必要な栄養素が不足し、歯や歯茎の健康に悪影響を及ぼします。特に、カルシウムやビタミンDなどの歯の形成に必要な栄養素が不足すると、歯の強度が低下し、むし歯や歯折のリスクが高まります。

熱中症や脱水症状にならないための水分・栄養の摂り方

  1. 定期的な水分補給 一度に大量の水を飲むのではなく、こまめに少量ずつ水分を摂ることが重要です。特に暑い日は、1時間に1回は水分補給を心がけましょう。水や麦茶、ノンシュガーのスポーツドリンクが適しています。

  2. バランスの取れた食事 バランスの良い食事を摂ることで、必要な栄養素を十分に摂取できます。特に、カルシウムやビタミンD、ビタミンCなど、歯や歯茎の健康を保つために重要な栄養素を含む食品を意識して摂りましょう。

  3. 果物や野菜の摂取 水分が豊富な果物や野菜を積極的に摂ることで、体内の水分補給をサポートします。例えば、スイカやキュウリ、トマトなどは水分が多く、夏場に適した食品です。

むし歯にならないためのスポーツドリンクの摂取方法

スポーツドリンクは運動後の水分補給や電解質補給に効果的ですが、含まれる糖分がむし歯の原因になることがあります。むし歯を防ぎつつスポーツドリンクを上手に摂取する方法を紹介します。

  1. 飲み方に注意 スポーツドリンクを口の中に長時間留めないようにしましょう。一気に飲み干すことで、糖分が歯に付着する時間を短縮できます。また、飲んだ後は口を水で軽くすすぐと効果的です。

  2. 適量を守る スポーツドリンクを飲む量を適度に抑え、必要以上に摂取しないようにしましょう。水や麦茶と組み合わせて飲むことで、糖分の摂取をコントロールできます。

  3. タイミングを考える 運動後や体が特に疲れているときにスポーツドリンクを摂取し、それ以外の時間帯は水や他の飲料で水分補給を行うようにしましょう。これにより、むし歯のリスクを減らせます。

上手に水分を補給してお口の健康をまもりましょう

夏の暑さが続く季節には、熱中症や脱水症状から体を守るだけでなく、口腔内の健康にも気を配ることが大切です。定期的な水分補給やバランスの取れた食事、果物や野菜の摂取、そしてスポーツドリンクの上手な摂取方法を実践することで、歯や歯茎の健康を保ちつつ、暑い夏を乗り切りましょう。

健康な歯を保つためには、日々のケアが欠かせません。定期的な歯科検診も忘れずに行い、問題が発生する前に対処することが重要です。健康な笑顔で夏を楽しみましょう!

虫歯やインプラント、セラミック、マウスピース矯正、ホワイトニングなど、お口のことでお困りごとがございましたら、川口駅近く徒歩3分、提携駐車場(1時間15分まで補助あり)、3時間まで無料の駐輪場も近くにございますクリスタルデンタルクリニックまでお越しください。

2024年07月22日 17:00

食いしばりとナイトガードの必要性について

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 今回は、多くの方が抱える「食いしばり」とその対策としての「ナイトガード」についてお話ししたいと思います。「みなさん、食いしばりをしていますか?」と聞かれた時、もしかしたら自分が食いしばりをしていると自覚がなく、どこか他人事のように思われている方も多いかもしれませんね。
食いしばりは、多くの人々が無意識のうちに行っている行動で、歯や顎に大きな負担をかけることがあります。これを放置すると、さまざまな問題を引き起こす可能性がありますが、ナイトガードという薄手のマウスピースを上顎に使用することで効果的に対処することができます。
食いしばりとは何か?
食いしばりとは、無意識のうちに歯を強く噛み締めることをいいます。これは、日中でも夜間でも発生することがありますが、特に寝ている間に起こることが多いです。この行動は「ブラキシズム」とも呼ばれ、次の2つの主要なタイプがあります。
  1. グラインディング(歯ぎしり): 上下の歯を擦り合わせる行動。
  2. クレンチング(噛み締め): 歯を強く噛み合わせる行動。
これらの行動は、ストレスや不安、緊張、咬み合わせの問題、または遺伝的な要因によって引き起こされることが多いです。
食いしばりが引き起こす問題
食いしばりは、短期間ではそれほど問題にならないことが多いですが、長期的にはさまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。主な影響は以下の通りです。
  1. 歯の摩耗: 食いしばりによって歯の表面がすり減り、歯のエナメル質が損傷します。これにより、歯が敏感になり、虫歯や歯の破折のリスクが高まります。
  2. 顎関節症(TMJ障害): 長期間にわたる食いしばりは、顎の関節に負担をかけ、顎関節症を引き起こす可能性があります。これにより、顎の痛み、頭痛、首や肩の痛みが生じることがあります。
  3. 歯ぐきの退縮: 強い力で歯を噛み締めることで、歯ぐきが退縮し、歯の根が露出することがあります。これにより、知覚過敏や歯周病のリスクも高まります。
  4. 歯の破折: 強い食いしばりは、歯に亀裂を生じさせることがあります。これが進行すると、歯の一部が破折し、修復が必要になることがあります。
ナイトガードとは何か?
ナイトガードとは、寝ている間の食いしばりや歯ぎしりから歯を保護するためのマウスピースのことです。柔らかいプラスチックやアクリルで作られるマウスピースで、その人その人の歯列にフィットするように個別に作製されます。このナイトガードを使用することで、食いしばりの力を分散し、歯や顎の関節にかかる負担を軽減することができます。
ナイトガードのメリット
ナイトガードには、以下のように多くのメリットがあります。
  1. 歯の保護: ナイトガードは、歯の表面を保護し、摩耗や破損を防ぎます。これにより、歯の健康を長期間にわたって維持することができます。
  2. 顎関節の保護: ナイトガードは、顎の関節にかかる負担を軽減し、顎関節症のリスクを減少させます。これにより、顎の痛みや頭痛を防ぐことができます。
  3. 快適な睡眠: 食いしばりによる不快感や痛みが軽減されることで、より良い睡眠を得ることができます。睡眠の質が向上することで、日中のパフォーマンスも向上します。
  4. ストレスの軽減: 食いしばりはしばしばストレスと関連していますが、ナイトガードを使用することでストレスが軽減されることがあります。ナイトガードを装着することで、安心感が得られ、ストレスが緩和されることが期待できます。
ナイトガードの選び方
ナイトガードを選ぶ際には、以下のポイントに注意することが重要です。
  1. 適切なフィット感: ナイトガードは市販のものもありますが、個々の歯列に合わせて歯科医院でカスタムメイドのものを作成する方が、より効果的で快適です。
  2. 素材の選択: ナイトガードは柔らかい素材と硬い素材があります。使用目的や個人の好みに応じて、適切な素材を選ぶことが重要です。
  3. 定期的なチェック: ナイトガードは使用しているうちに劣化することがあります。定期的に歯科医院でチェックし、必要に応じて調整や交換を行うことが重要です。
ナイトガードの使用方法
ナイトガードの使用方法は非常に簡単ですが、以下のポイントを守ることが重要です。
  1. 毎晩の装着: ナイトガードは毎晩寝る前に上顎に装着することをおススメします。これにより、食いしばりから歯や顎を効果的に保護できます。
  2. 適切な洗浄: 使用後は、ナイトガードを適切に洗浄することが重要です。専用のマウスピース洗浄剤や入れ歯洗浄剤でお手入れし、しっかりと乾燥させてから保管します。多くのお宅の洗面台にある殺菌ハンドソープなどでも時には代用できます。
  3. 定期的な点検: 定期的に歯科医院でナイトガードの状態を点検し、適切にフィットしているか確認します。フィット感が悪くなった場合は、調整が必要です。
まとめ
食いしばりは、歯や顎にさまざまな問題を引き起こす可能性がありますが、ナイトガードを使用することで効果的に対処できます。ナイトガードは、歯や顎を保護し、痛みや不快感を軽減する優れたツールです。食いしばりに悩んでいる方は、ぜひ当院にご相談ください。適切なナイトガードを作成いたします。健康な歯と快適な生活を維持するために、ナイトガードの使用を検討してみてください。
尚、歯ぎしりや噛み締めを予防する目的で作るナイトガードは、健康保険適用で3割負担の場合4~5,000円程度で半年に一度作成することができます。
ご質問やご相談がありましたら、いつでも当院にお問い合わせください。皆様の健康をサポートしていきたいと思っています。

 虫歯やインプラント、セラミック、マウスピース矯正、ホワイトニングなど、お口のことでお困りごとがございましたら、川口駅近く徒歩3分、提携駐車場、3時間まで無料の駐輪場もございますクリスタルデンタルクリニックまでお越しください。
 
 
2024年05月29日 10:00

銀歯から白い歯に変えたいと希望する方、急増中!~保険診療にするか自由診療にするか~

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最近増えておりますのが、比較的ご年配の方からの「銀歯から白い歯に変えて欲しい」というご希望です。
おそらくはその方たちがお子さまだった時代、歯の健康についてあまり深く考えることもなかった頃、虫歯治療の際、何の説明もないまま当たり前のように保険の治療を受けておられたのだと思われます。昔は歯医者もあまり説明もないまま「削って詰めて被せて、はい終わり…」のような治療の時代がありました。特に希望がなければ、補綴物(詰め物、被せ物)は「銀歯」といわれる保険で認められている素材がメインになります。以前は「アマルガム」という50%の水銀を含む金属が使用されており、それは少量でも唾液によって劣化し、腐食していきます。また水銀を含んだ蒸気を発するとも言われ体内に吸収されてしまいます。それは金属アレルギーの症状を起こすこともあり、アトピー性皮膚炎や、手のひらや足の裏などに水泡状の湿疹が繰り返しあらわれたりします。銀歯が「アマルガム」の場合はもちろん除去することをおすすめ致します。最近の銀歯はFMC(フルメタルクラウン)で「金銀パラジウム合金」と「チタン」の2種類が保険では指定されています。(「金銀パラジウム合金」の場合、金属アレルギーが起こらないとは限りません。)
目立つ前歯は自由診療の白い歯を入れておられていても、正面から数えて4番(第一小臼歯)以降の歯は銀色の歯の方も多く、正面から見ると笑った時に口角あたりにちょうど銀色の歯が見え隠れするのが気になるとおっしゃいます。
さらに奥歯や、中にはご老齢の方ですと、自由診療で入れた金歯を真っ白な歯に変えて欲しいと希望される方もおられます。
時代も変わって参りました。平均寿命も健康年齢も上がってきていますが、お口の健康年齢も皆さま意識し始め、さらには見て若々しいお口元を希望される方が多くなってきたように感じます。
現在は4番(第一小臼歯)、5番(第二小臼歯)6番(第一大臼歯)まで、ある条件がそろえば、CAD/CAM冠・インレーという白い歯も保険適用になります。これは「ハイブリッドレジン」というもので、プラスチックにセラミックの粒子を混ぜ込んでできた白い歯です。
コスト面を重視するのであれば保険適用をうまく利用して白い歯に変えることもできます。
しかし、CAD/CAM冠・インレーにはデメリットもあって、プラスチック製ですので年月が経つと変色し黄ばんだり、傷がつきやすく、くすんできたりする可能性があるのです。また、強い力がかかると割れるリスクがあるので、第二大臼歯(前から7番目の歯)では推奨されていません。特に歯ぎしりや食いしばりのある人にはすすめられないこともあります。他に金属と比べて強度に劣りますので、厚みを持たせるために歯を削る量が多めになります。白く見た目が良い歯ではありますが摩耗しやすく、プラスチック素材が傷つきやすいため、表面にプラークがつきやすく、歯肉炎や虫歯の再発のリスクがあります。
そのあたりのリスクを考えた時、高額にはなりますが、せっかく歯を入れ替えるのだから丈夫で長持ち、きれいで汚れも付きにくく、虫歯リスクの低い「オールジルコニア」や「ジルコニアオールセラミック」に変えたいと思われる方もおられます。自由診療は使える歯科材料の幅、選択肢も広がっていきます。同じ白い歯でも保険治療の歯に比べて質が断然良くなってくるのです。丈夫さ、ツヤや輝き、透明感など自分の歯に合った、限りなく理想的な歯に作りかえることができるのです。
しかし当院では決して自由診療を強要せず、無理にお勧めすることはありません。
保険診療で安価に作れる歯を自費で治療することに抵抗のある方もおられるでしょう。逆に多少の金額負担増になっても、お子様やお孫さんたちと同じように丈夫で美しい真っ白な歯で若々しいライフスタイルを送りたいと願う方のお気持ちもよくわかります。
当院は、その方が一番大切に思っていること、ライフスタイル、ご希望に合わせた治療、補綴物をご提案させていただきます。患者様ご自身が「綺麗に見えたい」「若々しく見えたい」「健康に見えたい」と願う心があり、それを委ねてくださるのなら、保険診療のその先にある治療を丁寧にご説明したいと思っています。
歯を変えたいといっても、素材も方法も複数ございます。いろいろな方法をご説明した上で、患者様の現在のその歯や歯茎の状態、歯並びや嚙み合わせ、虫歯など口腔内の状態に合わせて一番ふさわしいものをお勧めさせていただきます。
「歯を変えたい」というお気持ちを十分汲み取った上で、かけられるご予算やお時間などトータルで考え患者様のお気持ちに寄り添った治療をしていきたいと思います。
詳しい治療や素材については、また別の機会にご紹介していきたいと思います。
もしもこのブログをお読みいただいて、「自分も歯を変えてみたいかも…」と漠然とでも思われた患者様はいつでもお気軽にお尋ねください。
皆様のお役に立ちたいと思っています。
 
虫歯やインプラント、セラミック、マウスピース矯正、ホワイトニングなど、お口のことでお困りごとがございましたら、川口駅近く徒歩3分、提携駐車場(最大1時間15分まで補助)、3時間まで無料の駐輪場も近くにございますクリスタルデンタルクリニックまでお越しください
2023年09月07日 15:00

白い歯でウエディングはいかがですか?~ホワイトニング後編~

ウエディング_コピー
 前回の「オフィスホワイトニング」のブログはお読みいただきましたでしょうか?
後編の今回は、ご自宅でできる「ホームホワイトニング」とオフィスとホームを併用する「デュアルホワイトニング」についてお伝えしたいと思います。
 
ホームホワイトニングは以下のような特徴がございます。
・色の後戻りが少ないです。
・オフィスホワイトニングよりも安価です。
・マイペースで歯を白くすることができます。
・歯科医院に通う手間が省けます。
・オフィスホワイトニングよりも即効性に劣ります。
・時間をかけてじっくりと歯が白くなります。
当院では薬剤を2種類ご用意しています。
①マウスピースを作成し薬剤を内側に塗布してはめるタイプ。これは患者様の歯型に合わせマウスピースを作り、「Excelナイトホワイト」という薬液を使用します。1日2時間程度、2週間連続して使用していただきます。「Excelナイトホワイト」はホワイトニングの本場アメリカ製の薬液でホワイトニング界では症例も多い老舗のポピュラーなホワイトニング剤の一つです。マウスピースと薬液付きで税込み19,800円です。
②「Opalescence (オパールエッセンス)」という薬液がのった既存のトレー10日間セットがございます。これは使い捨てのトレーですのでお手入れ不要で、1日90分を10日間使用するというものです。オパールエッセンスは漂白効果がある過酸化水素を6%配合していて、より効果を求められるといわれています。当院では税込み12,100円でご提供しています。 オフィスホワイトニングとホームホワイトニングはそれぞれ特徴が違いますし、その方によってどちらが白くなるかも変わってきます。
さらにご提案するのであれば、まずはオフィスホワイトニングから始めて、効果を確かめながら、ホームホワイトニングを併用するデュアルホワイトニングを当院ではお勧めしています。歯の白さを長く維持していただき、さらに白さを極めることができるからです。
デュアルホワイトニングのメリットは、
・短期間で白さアップが目指せます。
2つのホワイトニングの長所を掛け合わせることで短期間での白さアップが期待できます。
・白さが長持ちしやすいです。
歯の内部の黄ばみを効率的に分解できるので、色戻りしにくく白さが長持ちしやすいのが特徴です。
・色ムラのない自然な仕上がりが期待できます。
歯は部位によって白さにムラにありますが、デュアルホワイトニングであれば全体的にムラのない自然な白さに仕上がります。
 
逆にデュアルホワイトニングのデメリットは
・通院が必要となることです。
段階を踏んで施術を行うため1.5~3ヶ月程度、3~4回ほどの通院が必要です。
・2つのホワイトニングを併用するので、どうしてもトータルでの費用は高くなります。
 
以上のようにデュアルホワイトニングをしたとしても、人の歯には白くするにも限度があります。もともとグラデーションが強くでている方は、白くなっても多少なりともグラデーションは残ります。あまりに均一な白さを求め既定の使用方法以上の使用をして無謀なホワイトニングに走るようなことにならないように気をつけていただきたいと思います。
思った以上に白くならないとか、期待した白さと全然違うと思われる方もおられます。
当院ではシェードガイドを使用して、より細やかに白さの指標を明確にご説明しています。
ホワイトニングを複数回受けていただいた方ですと、施術後の白さに見慣れてしまい、十分な効果が達成できても錯覚により満足できないという方も中にはいらっしゃいますが、色見本を歯に合わせると、それまでの成果と努力を実感されます。
そして、実際の歯と同じように前歯と犬歯では色も違いますから、それをご説明した上で、よりナチュラルに白く見える美しさをご提案しています。その方その方で持っている色合いがございます。肌や髪の色が違うのですから、歯の色も皆さん違うものなのです。
それを受けいれつつ、自分に一番映える歯の色を追求してみませんか。
 
前回のブログでは、歯を白くするのも、なにかタイミングが必要かもしれませんとお伝えしました。
間もなく6月です。「虫歯予防デー」でもありますが、「ジューンブライド」で純白のドレスに白く美しい歯の花嫁姿はいかがですか? 現在そのご予定の患者様もご通院中です。
ホワイトニングに関するさまざまなご相談承ります。なにかご予定や目標がある場合はそれも是非お教えください。
当院では患者様のご期待に添えるよう、精一杯頑張りたいと思います。
ホワイトニング施術は特別なものではありません。薬液もどんどん進化していますし、種類も増えています。もっとお気軽にトライしていただけたらと思います。
全部で〇回やらないと白さは実感できないといって高額なプランをお勧めすることもありません。患者様の症例やご希望、ライフタイルに合わせて、それぞれの方に合うホワイトニングをご提案します。先入観を持たず、まずはお話を聞いていただいて、ご納得いただければお気軽に始めることができます。
何か目標をもってホワイトニングを始める方は、余裕のある日程で是非お早目にご相談ください。

期間限定企画
デュアルホワイトニングキャンペーン実施中です。
お試ししやすい価格でご提供しています。下のURLをクリックしてみてください。
↓       ↓      ↓
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虫歯やインプラント、セラミック、マウスピース矯正、ホワイトニングなど、お口のことでお困りごとがございましたら、川口駅近く徒歩3分、提携駐車場、3時間まで無料の駐輪場もございますクリスタルデンタルクリニックまでお越しください。
 
2023年05月15日 20:00

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