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歯周病ってどんな病気?放っておくとどうなるの?

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「歯周病=年配の病気」ではありません。20〜30代から始まるリスクにもご注意を!

「歯周病って、お年寄りがなる病気でしょ?」
そう思っていませんか?
実は今、20代〜30代でも歯周病になる方が増えています
歯周病は、年齢に関係なく誰でもかかる可能性のある「感染症」なのです。
 

■ そもそも歯周病とは?

歯と歯ぐきの間に細菌がたまることで、炎症が起こり、やがて歯を支える骨が溶けていく病気です。
初期には歯ぐきの腫れ、出血、口臭などの症状が出ますが、痛みが少ないため自覚しにくく、知らないうちに進行してしまいます。
重度になると、歯がぐらついたり、最悪の場合は歯を失うこともあります。
 

■ 若くても歯周病になる理由

特に20代・30代の方に増えているのが「若年性歯周炎」。
その背景には、現代ならではの生活習慣が関係しています。

 食生活の乱れ

コンビニ食・外食が多く、ビタミン不足になると歯ぐきの免疫力が低下します。

 睡眠不足・ストレス

免疫力が落ちることで、歯周病菌が繁殖しやすくなります。

 飲酒・喫煙

アルコールやタバコは唾液の分泌を抑え、口内が乾燥しやすくなり、細菌が増えやすくなります。

「ながら磨き」

スマホなどを見ながらの“ながら磨き”は、磨き残しが多くなりがちです。
歯と歯ぐきの境目に汚れが残ると、歯ぐきの腫れや炎症が進行してしまいます。
 

■ 歯周病菌は虫歯菌とちがう

歯周病を引き起こす主な菌は「ポルフィロモナス・ジンジバリス」などの嫌気性菌。
歯ぐきのすき間(歯周ポケット)に潜み、毒素を出して組織をじわじわ壊していきます。
一方、虫歯の原因である「ミュータンス菌」は歯の表面を溶かすタイプ。
つまり、歯周病と虫歯は別物で、原因菌もまったく異なるのです。
 

■ 歯周病を放っておくと…

●歯を失う
●心筋梗塞や脳梗塞
●糖尿病の悪化
●妊娠中の早産や低体重児出産
●誤嚥性肺炎のリスク上昇


このように、歯周病は全身の健康にも影響を与える疾患です。

 

■ 歯医者でできる歯周病治療

軽度の場合

スケーリング(歯石取り)で炎症の原因を除去します。

中等度〜重度の場合

ルートプレーニング」という処置を行います。
歯ぐきの奥に入り込んだ汚れや毒素を、専用の器具で歯の根の表面から削り取り、なめらかに整えることで、細菌が再び付着しにくい状態にします。
処置中は麻酔を使いますので、痛みはほとんどありません
場合によっては、歯周外科処置が必要となることもあります。
 

■ 歯周病の予防に今すぐできること

●歯と歯ぐきの境目を意識してていねいにブラッシング
●「ながら磨き」をやめて、鏡を見ながら磨く
●フロスや歯間ブラシの習慣化
●栄養バランスの良い食事
●禁煙・節酒
●歯科医院での定期的なメンテナンス(3〜6ヶ月ごと)
●電動歯ブラシや、歯周病対策のうがい薬を取り入れるのもおすすめです。

■ 今こそ、歯ぐきケアを始めよう

「まだ若いし大丈夫」と思っていても、歯周病は「静かに進行する“沈黙の病気”」です。
大切なのは、歯ぐきの違和感を見逃さず、早めにケアすること
そして、将来も健康な歯と笑顔で過ごせるように、今から予防をはじめていきましょう。
歯ぐきの腫れや出血、口臭が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
 
 
2025年05月07日 10:00

そごう川口店より移転

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